「どの op を呼ぶか」ではなく「何ができるか」から引く索引です。
1 項目 = 1 ファイル(docs/capabilities/)で、すべて実在する op と、
その場で走る例に紐づいています —— 裏づけの無い能力書きが混ざらないよう、
tests/test_capabilities.py が op 名を 4 層に、例をファイルの実在に
照らして落とします。
足すには: docs/capabilities/<id>.md を 1 本書いて
py -3.11 tools/gen_capabilities_index.py を実行するだけです
(この索引は生成物なので直接編集しないでください)。
収録 16 項目
緯度・経度・高さと地球中心直交座標(ECEF)を往復します。往復の誤差の床は実測で緯度 6.4e-12 度・高さ 8.5e-07 m(緯度 ±85 度・高さ -500〜9000 m の 4000 点、最大値)。
使う op: dem_geodetic_to_ecef, dem_ecef_to_geodetic
動く例: poc_geodetic_height_frames, dem_geodesy_tour
測定線に沿った輝度の勾配からエッジを画素より細かく求め、対になるエッジの間隔として寸法を返します。二値化して画素を数える方法と違い、しきい値の選び方で答えが動きません。
使う op: measure_pos, measure_pairs, blob_label, blob_select
動く例: poc_dimensional_inspection, poc_screw_thread_metrology
高さ格子(DEM)から、傾斜・斜面方位・可視領域・流向を出します。いずれも閉形式と突き合わせられる量なので、実装の誤りを数字で捕まえられます。
使う op: dem_slope, dem_aspect, dem_viewshed, dem_flow_direction
動く例: poc_dem_terrain, dem_terrain_analysis_tour
点群や高さ格子から、閉じたメッシュの符号つき体積、voxel 領域の体積、2 つの面のあいだの土量を出します。欠測は補間で埋められますが、その補間がどこまで効いたかを別に持ち出せます。
使う op: mesh_volume, vol_rle_volume, interp_scattered, dem_slope
動く例: poc_stockpile_volume, poc_lidar_terrain_change
連結成分にラベルを付け、面積・形・位置で選び、数えます。接触している対象は分水嶺で分けられます。
使う op: blob_label, blob_select, blob_count, watersheds
動く例: poc_cell_counting, poc_particle_sizing, poc_real_coin_metrology
頑健に推定した背景と雑音から 背景 + kσ を超える局所最大を拾い、重心で副画素の位置を返します。名前は天体ですが中身は分野中立で、漂流物・微小欠陥・蛍光輝点・粒子に同じものが使えます。
使う op: star_detect, peak_subbin, find_peaks, noise_sigma
動く例: poc_search_sweep_width, poc_astro_photometry
平行ビームの順投影(サイノグラム)と、フィルタ補正逆投影による再構成、リングアーチファクトやビームハードニングの付与と補正を行います。再構成した体積はそのまま等値面としてメッシュ化できます。
使う op: radon_transform, fbp_volume, ring_artifact_remove, marching_cubes
動く例: poc_ct_fidelity, poc_ct_void_morphology
校正済みの複数カメラの前景マスクから、物体を必ず内包する体積を voxel として彫り出します。学習モデルも深度センサも要りません。
使う op: synthesize_silhouette, carve, visual_hull, carve_look_at
動く例: space_carving, poc_livestock_body_volume
分光反射率または RGB から CIE XYZ・Lab を求め、CIE76 / CIEDE2000 の色差を出します。色差は画像全体の地図としても返せます。
使う op: rgb_to_lab, xyz_to_lab, delta_e_2000, cie_xyz_from_wavelength
動く例: poc_white_balance, poc_pigment_unmixing
Fresnel の反射率、薄膜干渉の色、回折格子の色、ベクトル形の屈折(光線ごとの全反射判定つき)を、実在の硝材の分散を含めて計算します。
使う op: fresnel_dielectric, thin_film_reflectance, grating_rgb, refract_rays
動く例: glass_and_mirror_optics, appearance_structural_colour
素子配列の受信からビームを立てて到来角を出し、FMCW の受信から距離-速度面を作って検出を距離 [m] と速度 [m/s] に戻します。
使う op: beamform_delay_sum, beamform_doa, range_doppler_map, range_doppler_peaks
動く例: poc_multibeam_bathymetry, poc_bev_sensor_fusion
包絡スペクトル・ケプストラム・オクターブ帯域・軸受の特徴周波数など、回転機械の診断に使う量を出します。周波数は幾何から先に計算できるので、どのピークを見るべきかを測る前に決められます。
使う op: signal_features, envelope_spectrum, bearing_defect_frequencies, octave_spectrum, spectrum
動く例: poc_bearing_diagnosis, poc_rail_corrugation
画像列の平行移動を投票で合わせ、サブピクセルで再標本して重ねます。点群は ICP で合わせられます。
使う op: frame_align, drizzle_resample, icp_point2point_3d, interp_scattered
動く例: poc_astro_photometry, poc_registration_basin
パネルを並べた図、寸法や矢印の注釈、高さの疑似カラー、SDF から起こした立体のレンダリングまで、fullseye 自身の op で作れます。外部の作図ライブラリを挟まずに、出力そのものを図にできます。
使う op: annotate_figure_grid, colorize_height, render_beauty
動く例: poc_colormap_readability, poc_dem_terrain
検査画像に測定線や ROI を重ねるとき、地が明るいか暗いか分からないのが普通です。白で描けば白飛びの上で消え、黒で描けば影の上で消えます。反転色は「その場の色をひっくり返して描く」ことでこれを避ける古典手で、annotate_invert_path が折れ線(アンチエイリアス・破線可)、annotate_invert が領域を、draw="fill" で中身ごと、draw="margin" で輪郭だけ反転します(HALCON の set_draw と同じ語)。
使う op: annotate_invert, annotate_invert_path, annotate_invert_visibility
動く例: annotate_paper_tour
検査画像や解析結果に、位置を指定して文字を焼き込めます。text_box は 9 方向のアンカー・半透明の板・折り返し、annotate_text_path は折れ線に沿った配置で、斜め(接線角に 1 字ずつ回す)・縦書き(upright=True)・改行(\n)・経路に沿ったそろえ(anchor="start"/"center"/"end")・線に触れさせない法線オフセットが使えます。字は色(役割名または RGB)に加えて、合成の Bold / Italic も指定できます。
使う op: text_box, annotate_text_path, annotate_text_path_layout, annotate_table, annotate_table_layout, measure_text
動く例: annotate_paper_tour